2012年4月8日日曜日

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クワンザに見るコンゴ・アンゴラ
2008.12.28

昔からの私の主張なのだが、西アフリカが南北アメリカに与えた影響はあまりに過大評価されており中央アフリカ、特にコンゴ・アンゴラ地域からの影響はあまりに過小評価されてきたと思う。

今、このエッセーを書いているのは2008年12月28日でありアフリカ系アメリカ人にとってはクワンザという祝祭期間にあたる。クワンザとは何か?


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日 本語wikiに記載がないために英語wikiから引用するとロン・カレンガという大学教授が1966年に提唱したアフリカ系アメリカ人のための祝日であり、 スワヒリ語で最初の果実を意味する"matunda ya kwanza"に由来するという。ところでクワンザというのはアンゴラの通貨の名前でもある。こちらは下の日本語wikiに記載がある。

ではアンゴラの通貨クワンザは何に由来するかというとアンゴラ最大の河であるクワンザ河の名前から来ている。

上の英語wikiにハッキリと書いてある。


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そ して、このクワンザ河というのは過去においては奥地の黒人奴隷を港まで運ぶのに使用された。奴隷貿易の初期にコンゴやアンゴラ地域で多くの「狩り」が行われた理 由の1つは両地域ともコンゴ河、クワンザ河という大きな河を持ち、奥地から「物」を運び出すのが楽だったからだと私は理解している。そして西アフリカにはクワ ンザという地名も固有名詞もない。


なぜマオリフライを揚げました

まだ幾らでも「証拠」を出せる。だが最初から自分のアフリカに関する「思いこみ」を押しつけるのも気がひけるのでジェームズ・ブラ ウンの話をしようと思う。何故、唐突にJBの話になるかというとJBが死んだのが2006年12月25日、ちょうどクワンザの時期であり、JBとクワンザをから めた英文記事を当時、幾つか読んだからだ。驚いた事にブッシュ大統領(当時)が死を悼む特別声明を出した。多民族国家アメリカならではの配慮とJBが敬虔 なクリスチャンだったことが関係しているのだろう。

ところでJBは息をひきとる前に"I'm going away tonight"とうめいたと報道されている。


これは最高のエンターテナー、JBにしては残念な言葉だ。何故なら、もしJBが本当に神を意識していたなら"I'm coming to you"、神よそちらに参りますという言葉のほうがふさわしいからだ。

最高のエンターテナーにふさわしくない失敗だった。だがJBが完璧である必要もないだろうと私は思う。



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